施設設置のパネル(心配なこと❹ハイブリット問題)から引用。
「どうしてハイブリットが生まれたのか」
チュウゴクオオサンショウウオは外来種です。1972年に食用として持ち込まれたものが逃げ出してしまい、日本のオオサンショウウオと繁殖を繰り返しながら今も増え続けています。
「何がまずいの?」
在来種にとっては、宇宙人が突然来たようなものなのです。自然界にはいないものが人の手で持ち込まれ、たった数十年の間に何千万年もかけて形作られてきた現在の生態を変えてしまうことは決してあってはいけないことです。ハイブリットが増えると長い間守られてきた日本のオオサンショウウオがいなくなってしまう可能性があります。
「たくさんいるところも」
京都府の鴨川の調査では、捕獲されたオオサンショウウオの約98%がチュウゴクオオサンショウウオとハイブリットであったとの結果が遺伝子検査から出ています。
「なぜ分布が広がるのか」
川の中でしか生息できないオオサンショウウオが自力で遠くの川へ移動することはありません。ハイブリッドの分布拡大も人の手による移動が原因と考えられています。ハイブリッドを広げないために、絶対に移動はさせないで下さい。
「どうしたらいいの?」
京都府や三重県ではハイブリッドを隔離する一時保護の施設が作られています。東広島市では「持ち込まない、入れない」を原則に「いたらすぐ隔離」する調査保全モデルを目指しています。
発表日:2024年03月14日